高コレステロール血症の食事療法
2012年1月29日 / お知らせ
「何を食べたらいいのですか?」と
よく聞かれます。
「腹八分でいいよ」、「カロリー控えめにね」では、
患者さんは???
インターネットでせんぽ東京高輪病院栄養管理室の食事療法が
公開されていました(http://www.sempos.or.jp/tokyo/shinryo/pdf/cholesterol.pdf)
それによると、
1.肉類よりも大豆製品、脂肪の多い魚の割合を増やす
・大豆製品は1日2回を目標に、今までより増やす
納豆、ゆで小豆、豆腐、豆乳、高野豆腐、きな粉、大豆プロテイン
・脂肪の多い魚は週5-6切れ食べる
・肉類は週3回までとして、できるだけ低脂肪(モモ・ヒレなど)にする
2.乳製品は低脂肪に変え、洋菓子は減らす
・牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品は、牛乳にして200ml程度
3.油は、悪玉コレステロールを減らすオリーブ油またはなたね油に
・肥満がなければ、1日2-3回はオリーブ油を使う
・肥満の人は2回まで
4.緑黄色野菜と海草を十分にとる
・1食の野菜量は、生なら両手の平に1杯、炒め物は両手の平に1杯
お浸しは片手1杯、このうち半分は緑黄野菜にする
5.太っている人は、体重を減らす
・目標体重を決める
この中で、やり方が分からないのは、「体重を減らす」???
どうやってするかは、説明がありませんでした
「体重を減らす」には、「摂取エネルギー」<「消費エネルギー」とすればよいのですが、
食べたら、「歩く」?、いつ?どの程度?
運動療法については、またの機会に